【徹底解説】 ドッグトレーナーとは

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ドッグトレーナーとは

ドッグトレーナーになりたい

ドッグトレーナーとは、犬と暮らす上で必要な知識や技術を飼い主様に教える仕事です。

様々な獣医さんやトリマーさんとよく話しますが、ドッグトレーナーとして身につける知識と技術は汎用性が高く、ペット業界でどこに配属されても重宝される存在です。

ドッグトレーナーの主な勤務先としては、犬のしつけ教室、犬の保育園、犬の幼稚園、警察犬学校、盲導犬協会、ペットショップ、トリミングサロン、動物園、動物保護施設などが挙げられます。

そんなドッグトレーナーのお仕事を最前線で行い、かつ経営者としての観点から徹底解剖して行こうと思います。

あああああああああああああああああああああああああああドッグトレーナーになる方法は?

  • 動物系大学(専門学校)で資格取得動物系の社会人向けスクールで資格取得
  • 無資格で仕事を探す
  • 独立する
  • 弟子入りする(インターン含む)

ドッグトレーナーになる方法は色々あり、私もこれまで沢山のドッグトレーナーを採用して来ました。

ペット業界の男女比率は男性2:女性8。
もっと男性が増えて欲しい…。

ドッグトレーナーは残念ながら就職先がほとんどないのが現実で、当社の採用倍率は1枠に対して30倍です。

穴場なのが弟子入り。最近は少なくなりましたが、昔はこれが鉄板でした。
無給でも良いから実務経験させて貰うのがコスパ最強です。
お金があまり用意出来無い方は思い切って飛び込んで見るのも良いと思いますよ。

現実的な事を言うと、最低でも50頭(可能なら人気10犬種全て)の犬を訓練(もしくはケア)した経験者が欲しいのが採用側の本音です。

ドッグトレーナーに来る依頼(※当社2,300組アンケート)

  • 吠え関連(犬や人に吠える、無駄吠え等)    92%
  • トイレ関連(マーキング、トイレ失敗、食糞等) 80%
  • 噛みつき関連(甘噛み、本気噛み等)      76%
  • 散歩関連(引っ張る、拾い食い等)       67%

飼い主さんが抱える問題は千差万別ですが、やはり多いのは吠えに関する事です。
インターネットでは、多少犬と暮らした事のある、自称犬のしつけは任せろ!の人が書くブログで悪化している犬と飼い主さんの多い事。。。


飼い主さんには科学的な根拠のある説明をしないと問題改善には至りません。

犬種ごとの癖や、年齢によるもの、第三者の協力も必要ですから、とにかく経験を積むのみ。
みるみる変わっていく飼い主さんの意識と犬の表情はドッグトレーナーをしている醍醐味とも言えますね。

ドッグトレーナーに欲しいスキル

接客・気遣い   ★★★★★
犬を扱う知識・技術★★★★★
ロジカルシンキング★★★★
車の運転     ★★★★
PCスキル     ★★
資格・賞歴    ★★

ドッグトレーナーに求められるスキルで重要なのが「接客力」です。
飼い主さんはお話好きな方がとても多くいらっしゃるため、雑談力が強い人は重宝されます。

それ以上に「飼い主様が犬を扱えるようにするために、懇切丁寧に教える事の出来るスキル」が最重要です。

また、生き物が相手ですので、休憩を取るのが難しい仕事でもありますので、体力はつけておいた方が無難です。
多い時で体重40kgの超大型犬の散歩を何時間もする事もあります。

送迎で犬を預かるお店も多いため、普通自動車免許は持っておくと有利です。

ドッグトレーナーの平均的な収入(月収)は?

 初任給10年後
就職~18万円~20万円
独立0~15万円0~20万円

初任給は勤める地域の最低賃金と思ってください。低い水準ではありますが、年々上がってきていると肌で感じます。

数年前までは月給10万円以下(手取りではなく、総額)がまかり通る職業でしたから、最低限の生活は出来る職業になりました。
ですが、やはり犬が好きなだけでは100%継続は無理なお仕事なのは間違いありません。

就職先があまりない+あまり稼げない事が多いため、ドッグトレーナーとして独立開業する方も多いです。
ただ、独立の平均月収は10~15万円が現実で、就職も独立も収入には大きな差は無いというのが正直な感想です。

ちなみにですが、私は社会人向けのトレーナー学校で資格だけ取得し、実務経験無しで独立し、Maxで稼いだ月収は90万円です。

獲得するまで2年かかりましたが、他の人の何倍も努力した自負があります。
(※当時の客単価が今の半額ですから、今の単価でやればウハウハだな…。)

なので、本気で稼ぎたいなら独立。
安定収入なら就職先がいい職業と断言出来ます。

まとめ

いかがでしたか?
少しはドッグトレーナーに興味を持っていただけたでしょうか?

年々、犬を飼う人が少なってはいますが、それでも年間30万頭の子犬が飼い主の元に行きます。ですがドッグトレーナーの数は全く足りていません。
動物先進国である欧州に比べ、日本の飼い主レベルはまだまだ低いです。
普通の公園にすら「犬の散歩禁止」と書かれてしまうのが良い例です。

日本の犬文化を世界に発信して行けるような、良質なドッグトレーナーが一人でも多く世に出てくる事を願っています。

弊社では、常に犬の訓練を勉強したインターン制度や、有料にはなりますが、独立開業を視野に入れた有料プランもご用意しています。

ご興味のある方は是非ご連絡くださいね。

2020年5月3日

Posted by 園長柴田