人も犬も「慣れ」の期間が必要
慣れとは:経験を重ねてなじむ事
園長チョパです。
今日は慣れについて。 「慣れ」とは、
- 何度も同じような経験をした結果、当たり前のことと思うようになること。
- 同じことを繰り返してやり方に習熟すること。
これは人にも犬にも同じことが言えますね。
お手入れを例に挙げると
どれだけお手入れ道具が進化して「素人でも安心!」な道具を手にしても、
- 犬が慣れてなければ噛みに繋がる。
- 犬が慣れていても人側が上手に道具を扱えなければ、噛みに繋がる。
つまり、しつけが上手くいくかどうかは
飼い主(トレーナー)のスキル × 愛犬の受け入れる経験
こんな図式になるため、この2つが必要でどっちか1つだけではダメ。
もし、今、しつけで上手くいかないなら、どちら側の経験が足りないでしょうか?
まぁ、多くの場合、飼い主のスキルが高ければ、愛犬に経験値がなくても、大抵クリア出来ちゃうんですけどね(汗)
何頭とも暮らしてきたのに、この子だけ上手くいかない!この子の覚えが悪いんだ!
そんなご依頼もありますが、今までは犬の受け入れレベルが異常に高かっただけという事実は良くある事で、少しレッスンしたら上手くいく事もしばしば。
上手くいかない時は、考えをまるっと見直してみる必要があるかもしれません。
動画:初めての独り旅(仔犬)
初めての場所で、家族がいなくなる初めて経験。
経験がないため、「当然、慣れが無く」怖がってしまう1つのケースです。
家以外で独りになる場所は 意外とあります。
- トリミングサロン
- 動物病院
- 犬の保育園
- ドッグカフェでトイレ
- 犬と泊まれるホテルでお風呂
など。
ただただ独りにさせれば慣れるのか?と言われると、そう簡単には行かせてくれないのが、犬というもの。
どうやって、慣れを起こす?
犬が独りになる一つに留守番がありますね。どうやったって独りになる。
なので、留守番から応用を派生させていくのが手っ取り早い。例えば
- ベランダで独りにしてみる
- キッチンで独りにしてみる
- 寝室に独りでしてみる。
※誤飲など起こらぬよう事前準備はしっかりと。
リビングでしか独りになる経験がなかった場合、同じ家の中でも部屋が変わるだけでもパニックになりやすいので是非試して見て欲しい。
犬が少しのことでパニックになりやすいという感覚を飼い主さんが分かっていない場合、想像以上に可哀想な経験を知らぬ間に経験させている可能性が高いです。そんな時は
しつけ教室「愛犬の気持ちがビックリするほど分かるようになる」
で、是非、犬の気持ちを体験してみてください。(オンライン可)
まとめ
- 急なペットホテル
- 急な病院入院
- カフェでトイレ
初めての場所で、独りになってもパニックに させないようにするためには、人にも犬にも経験が必要です。
家では何の経験もさせず、知らない場所にいきなり放置だけは本当にやめてあげてください(泣)
自分たちだけでで出来ない時は、犬の保育園で色んな経験させてあげれます!
プロに頼るのは恥ずかしい事じゃないですから、『こんな事で相談して良いのかしら?』と思わず、お気軽にご相談ください