犬のしつけ 厄介な法則知ってますか?
犬のしつけには実は厄介な法則があります。そして一般の方はまず気付きません。
結論:何かを教えると、その真逆の事をしなくなります(正確には、しなくなる傾向にある)
厳密に言ってしまえば、どうとでも出来るんですが、ドッグトレーナーという職業倫理の観点からやりたく無いので修正しないようにしている)。
今日はそんな、犬のしつけのダークサイドを少しだけ掘ってみます。
具体的に表すと
- おすわりを教えると、ジャンプしなくなります。(ジャンプ系の遊びはしなくなる傾向に)
- 物を噛むな!と教えるとオモチャ遊びはしなくなります。(モッテコイ系はしなくなる傾向に)
- 吠えるな!と教えると、吠える表現をしなくなります。(吠える替わりに噛む・逃げる頻度が増えます)
良くも悪くも犬は飼い主の言う通りに動く
当ブログでは何度も伝えていますが、『犬は飼い主の言うとおりにしか動きません』
多くの飼い主さんは自分で教えて起きながら、それをするな!と怒ります。
- 持ってこいを教えておいて、スリッパは持ってくるな!と怒る。(凹んでいる)
- ジャンプ遊びを教えておいて、飛ぶな!と怒る。(凹んでいる)
- 待てを教えておいて、食べないと怒る。(凹んでいる)
なんとも無茶苦茶なことになっているのを多く見かけます。
離れて見てみれば滑稽に映りますが、当の本人は至って真面目。
理屈を分かった上で教えているなら、良いんですけども。。。
僕が犬なら、何度キレてもキレ足りない。
あなたは大丈夫ですか?
犬と暮らすには、犬を理解する事が重要です。
何故、犬は噛みつき、何故犬は吠えるんでしょうか?
全てに理由があります。(たまに全く理解できないのもありますが。。。)
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