コンセプト「おいぬファースト」

私たちの提唱する「おいぬファースト」は

行動の選択権が犬にある

言葉だけを聞くと、犬にやりたい放題させると受け取られることがあるのですが、決してそういう意味ではありません(笑)。
これだけだと分かりにくいので事例で説明します。

行動の選択権とは?

皆さんは1,000円を自由に使って良いと言われたら何をしますか?

  • カフェでケーキセット
  • ちょっと一杯
  • 本を買って後で読む
  • 使わず貯金

色んな使い方がありますよね。
でも、子供に1,000円を渡しても駄菓子を買うぐらいしかしません。
何故、大人の選択肢は多くて子供の選択肢は少ないのでしょうか?

  • 美味しいコーヒーを知っていればカフェは選択肢に入る。
    でも、コーヒーが嫌いなら選択肢には入らない。
  • お酒の美味しさを知っていれば飲み屋は選択肢に入る。
    でも、お酒が嫌いなら選択肢には入らない。
  • 読書の楽しさを知っていれば本屋は選択肢に入る。
    でも、読書が嫌いなら選択肢には入らない。
  • お金が貯まる楽しさを知っていれば貯金は選択肢に入る。
    でも、貯金が嫌いなら選択肢には入らない。

これはワンコにも同じ事が言えます。つまり、

事例:オモチャ遊び

『一つのオモチャを自由にして良いよ』と与えると、犬は多くの場合、破壊して終わります。
それもそのはず、犬はおもちゃの使い方を知らないからです。

同じように飼い主さんもおもちゃの遊び方を知らないケースがほとんどです。
実は、一つのオモチャでも破壊させる以外に様々な遊び方があります。

  • 噛む
  • 引っ張る
  • 隠す
  • 振り回す
  • 投げる
  • 転がす など

破壊しか楽しみを知らないワンコは、新しいおもちゃを与えても破壊の連続で、破壊できないものには興味を持たなくなります。それって、

おもちゃには無限の可能性がある事を教えられるのは飼い主さんだけです。
なので、色んな遊び方がある事を飼い主さんが知っている必要があります。

おいぬファースト

それを知っておくだけでも、犬の選択肢を格段に増やす事ができ、犬との生活がより豊かになります。
これが行動の選択肢を増やしたい理由です。

これもった一つの選択肢でしかなく、まだまだあります。

叶えたい未来

十人十色。十犬十色。

犬の飼い方が多様化し本当に色んな考え方・暮らし方が出てきました。
自分たちの幸せ・楽しみ方は自分たちにしか分かりませんので、他人の考えなんてどうでも良い。

ただ、
吠えるから散歩に一切出さない。
噛むからケージから一切出さない。

このような極端な考えを持つ人は、そもそも犬を飼ってはいけません。
犬と暮らすと決めた以上は最低限の知識は持ち、お迎えする時に描いた未来を一緒に作りましょう。

おいぬファーストの取組は、飼い主様と愛犬の本当にやりたい事を探すお手伝いができます。
是非、お気軽にご相談ください。

2024年10月23日

Posted by 園長柴田