犬のしつけ いらない日が来るように

犬のしつけ,QOL向上のために

柴田です。本当にダメダメな園長です。
僕も、こうやって1日寝ていられたら、なんて幸せだろうか。

さて、こんなダメダメ園長でも、なんやかんやスタッフに支えられ17年やってきましたが、いよいよ、本腰を入れるべく書きます。

犬のしつけを巡る私(園長)の考え

現在、このお店では、できる限りトレーニングに頼らず、環境を整えるだけで問題を解決することを目指しています。

それは何故か?答えは簡単。
トレーニングはめんどくさい割に費用対効果が薄いからです。

私はもう17年ほど犬のしつけなるものを世に広めてきましたが、思った以上に広まっていないと感じています。
みなさんはそう思っていないかもしれませんが。。。

その理由を考えると、飼い主さんの意識があまり変わっていないことが一つあるのですが、もうそこに力を入れるのを辞めようかなと思っています。なぜなら、犬はただ生きているだけで十分で、そう思っている飼い主さんが多くいるからです。

もちろん、しつけを完全に投げ出したわけではありません。

犬はしつけされる為に生まれてきた訳ではありません。
だから、可能であれば「しつけ」なんてない方がいいとさえ思います。と言うか、そうしか思っていません。

とはいえ、全てがそれで上手く行っていないから、噛む、吠えるといった問題に悩む飼い主さんも多い訳で。

特に都会ではそのような問題が目立ちますが、地方に行けば行くほど見かけません。

どうしたって、犬のしつけは犬の行動や飼い主の接し方にフォーカスされますが、それ以上に住んでいる環境の方が大きく影響しているのは明らかです。だからこそ、その環境を丸ごと変えてしまった方が早いと考える訳です。

実際、たくさんのご家庭で、たった一回のレッスンで環境を変えるだけで劇的に改善されたのを見てきました。

それを踏まえると、やっぱり「犬のしつけ」って本当にいらないことが多いんだなと思います。
ただ、その情報を伝えられる人が少ないってのが次なる課題です。

しつけに対する新たな視点

私は、「しつけなんかやらなくていい」と言いたいわけではなく、「考え方次第で自由な犬との生活が手に入る」ということを伝えたいだけです。

世の中にはしつけに情熱を持つプロのドッグトレーナーがたくさんいます。
私もかつてはそういったトレーナーを目指しましたし、素晴らしいトレーナーもたくさんいます。
しつけを求める飼い主さんと、そのトレーナーは良いマッチングだと思います。

ただ、トレーニングが面倒だと感じる飼い主さんには、私のようなアプローチが合っているかもしれません。

私は、しつけの様な事をするなく、ただ愛犬と一緒に寝たり、顔を舐められるような生活を楽しみたいだけです。
そんな変わったトレーナーが日本に一人くらいいても良いんじゃないかと思います。

しつけを求めている方は、しつけが好きなスタッフが在籍していますのでお気軽にご相談くださいね。
これから私は、日本から「犬のしつけ」がなくなるような取り組みを始めようと考えています。

具体的にどうするかは、これからのお楽しみ。

Posted by 園長柴田