愛犬の死から学んだもの

ペットロス

園長柴田です。
愛犬ムーヴがこの世を去ってから、1週間が経ちました。
絶賛ペットロスならぬ、ムーヴロス中です。(笑)

こんな時しか話せないので、私がこの店を始めるきっかけとなった「ポチ」の話を少ししましょうか。

ポチは父の知り合いから譲り受けました。

写真が一枚も残っていないので、30年前の記憶をたどるしかないのですが、柴犬よりちょっと大きめの中型犬だったと思います。

散歩の時にオフリードで遊ばせても何処かに走って逃げるような事はなかったと記憶しています。

一度も噛まれた事も無かったかな。
友達に噛みつき大怪我をさせました。
散歩に出た祖母を引っ張って倒し、引きずり大怪我させました。

学校から帰ってくると、ポチは保健所に連れて行かれ、いつもいる場所にポチはいませんでした。

もしかすると里親が見つかったのかもしれませんが、おそらく殺処分されたのでは無いかと思います。真実は分かりません。

その翌日から犬は見れない触れない、いわゆるペットロスになりました。

その時に受けたペットロスと、今回ムーヴが亡くなって起きてるペットロスの内容はかなり違うものです。

ポチの時は、【何でもっとしてやれなかったんだろう】という、後悔が強かったです。

ムーヴの時は、愛犬というより、戦友という言葉しっくり来ていて、仕事もプライベートもホント一緒にいましたから、いわば分身です。

今までありがとう】という想いが強いですね。

ここ1カ月は極端に筋力が落ちてましたから、ある程度予測もたち、心構えもしてましたし、お別れ会もして、気持ち的には結構スッキリしてるのですが、1人になった時にじわっと思いがこみ上げてきます。

家族の死でもここまで来る事は無いので、やはりペットの死というのは特別な気がします。

数日間は仕事も手につきませんし、ボーっとする事もあるので、送迎運転など危なくて出来ませんでした。

【ペットが死んだぐらいで…】と思う方も沢山いると思いますが、是非ペットが亡くなった時は、慶弔休暇を取ってもいい会社が増えて欲しいと願うばかりです。

ポチとの出会い、殺処分の経験とペットロス。

ムーヴと出会い、ムーヴオンが出来、沢山の飼い主様と出会い、スタッフと出会い、ムーブの死を経験する事で新しいペットロスの形と、今後増やすべき新しい家族の形が見えてきました。

ありがとう!ポチとムーヴ!
今後の柴田とムーヴオンを見ててくださいませ。

2018年6月17日

Posted by 園長柴田