しつけの前に

犬のしつけ,お散歩,QOL向上のために健全な生活,飼い主は常に冷静に

こんなご依頼がありました

夜、トイレに起きると、布団に戻るまで吠えます。

どうしたらいいでしょうか?

さてさて、皆さんなら、どんなアドバイスをしますか?

ちょっと考えると分かるけど

このアドバイスをすると、

「そんな事で良いんですか?」

と言われるぐらい当たり前の事なんですが、問題に悩む渦中の人は、簡単な事も気付けない状態になっている事は良くある事です。

それぐらい飼い主様は真面目に取り組まれている方が多いです。
素晴らしいですね。

当たり前と言えば当たり前

犬は疲れていると熟睡します。

少しの物音で起きてしまうと言う事は、熟睡していないということ。

  • 散歩の時間を長くする
  • 散歩で走る時間を作ってみる
  • 昼寝できない仕組みを作ってみる

こんな風に熟睡できるかもしれない環境を作ってみましょう。

しつけの前に

どうやって熟睡させるか、この辺を考えて生活すると、しつけにかける時間を軽減することができます。

犬のしつけは最低限のマナーさえ教えれば、あとはしなくて済むなら、それで良いと思っています。

しつけだらけの生活にならないように注意してくださいね。

どうしても、ドッグトレーナーはしつけをする人と思われがちですが、「愛犬との暮らしを快適にできるプロ」です。

こんな事で相談していいの?と思わず、ご相談くださいね。

この記事を書いた人
柴田正樹
ドッグトレーナー
当サイト管理人

2006年よりドッグトレーナーとして犬のしつけサービス運営開始。
今は応用行動分析学(ABA)をベースとし、犬の保育園やトリミングサロンの運営に携わる。
犬の飼育放棄を0にするため、ドッグトレーナーとトリマーの育成・普及活動に力を入れている。
株式会社MoveOn 代表取締役

■資格
日本ドッグパーク普及協会 A級ドッグアドバイザー

2023年8月20日

Posted by 園長柴田