犬の爪切り 嫌がると本気噛みします

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犬の爪切り 嫌がると本気噛みします

園長チョパです。

犬の爪は定期的に切る必要がありますので、今回は爪切りについて深掘りしてみたいと思います。
爪切りは一度失敗すると、二度と切らせてくれないだけでなく、最悪全身を触らせてくれなくなる事もあります。

暴れないからといって自宅で行うのではなく、専門家でも特にトリマーさんにお願いして欲しいです。
が、最終的にはこの記事を読んでどうするか決めて頂ければ幸いです。

犬の爪切りの頻度は?その頻度を守らないとどうなる?

毎日お散歩に行っているワンちゃんの場合、アスファルトで爪が削れますので月に1度程度で大丈夫です。
毎日お散歩に行かない(行けない含む)のワンちゃんの場合は2〜3週に一度のペースが理想です。
その頻度を守れない場合は、爪が伸びてきて巻き爪状態になります。巻き爪も放置すると、丸まった爪が皮膚を突き破る事になり、大変危険な状態になります。

犬の爪切りをお店でやってもらうとどうなる?料金は?

爪切りは一般的には犬の美容プロであるトリマーが行いますが、動物病院で獣医や動物看護士が行う事もあればドッグトレーナーが行っているお店もあります。

施術する人に依存しますが、仕上がりやスピードはトリマーさんが頭一つ抜きん出ます。
爪切りの全国平均値は以下の通りです。

  • 価格  :500~1,000円程度
  • 施術時間:4脚で10~20分程度

ご家庭での爪切りは正直お薦め出来ませんが、どうしてもやる場合は以下の道具をお薦めしています。
爪切りは一度苦手になると元に戻すのが専門家でも難しいです。
軽い気持ちでやってしまえば、全身を一切触らせてくれなくなるケースもありますので、慎重に行ってくださいね。

犬の爪切り失敗すると

犬の爪は人間の爪と同じで伸びます。
同じく爪の中にある血管も伸びます。

間違って血管ごと切ってしまうと、血が出てしまいますので、止血剤を用意しておく必要があります。
止血剤が無い場合は小麦粉が代用品として使う事ができますが、あくまで代用品であり、小麦粉アレルギーがあるワンコにはとてもお薦め出来るものではありません。

爪切りの時点で血が出なくても、散歩中にアスファルトで爪が擦れて出血するケースもあります。
血が出るとその箇所を舐め、出血に気付かないケースもありますので注意してみるようにしてみてください。

犬の爪切り 嫌がる理由

犬が爪切りを嫌がる理由は幾つかあります。

  • 見慣れない器具が体に触れるから
  • 脚を拘束されるから
  • 爪ではなく血管を切られた経験があるから

他にも嫌がる理由をあげればキリがありませんが、嫌がりから大抵二つの行動に発展する事があります。
1、震えて固まる
2、怖さや痛みの経験から噛む


どちらにしても爪切りは犬にとって楽しい内容ではありません。
だからこそ、爪切りは専門家に任せて1秒でも早く終わらせてあげるべきと考えます。

犬の爪切り関連 おすすめ道具一覧

自宅で爪切りはして欲しくありませんが、どうしても自宅で爪切りをしたい場合の為に、お薦めグッズを載せておきます。

爪切り(Amazon)
電動ヤスリ(Amazon)
止血剤(Amazon)
※もし、爪切りを失敗して神経を切ってしまうと血が出てきますので、最初から止血剤をご用意ください。

犬の爪切り まとめ

スタッフ犬はお手入れに関しては小さい頃から慣らしいますので、仰向け中に出来る子もいます。
爪切りは一般の飼い主様にはレベルの高いものなので、全くお薦め出来ません。

「爪切りぐらい出来ないと飼い主とは言えない」なんて事を言う方もいますが

専門家から言わせて貰えれば、爪切りはトリマーさんにやって貰うのが、人も犬も楽で安全でコスパ最強です。

この記事を書いた人
柴田正樹
ドッグトレーナー
当サイト管理人

2006年よりドッグトレーナーとして犬のしつけサービス運営開始。
今は応用行動分析学(ABA)をベースとし、犬の保育園やトリミングサロンの運営に携わる。
犬の飼育放棄を0にするため、ドッグトレーナーとトリマーの育成・普及活動に力を入れている。
株式会社MoveOn 代表取締役

■資格
日本ドッグパーク普及協会 A級ドッグアドバイザー

2021年1月7日

Posted by 園長柴田